前進4打

ティショットがOBの時の措置として正式なルールに則った打ち直しをせずに前進し2打罰の下に4打目を打ってプレーをする救済方法である。
正式には1打罰を科してその場から打ち直すのが正しい方法だが、スピード・プレーに配慮したローカルルールに基づくルールである。

前進4打
多くのゴルフ場では、ティーグラウンドにその旨の記述をしており、前方に特設ティーを設けてある。
この特設ティーからのプレーに際しては ティーアップをして打つことが出来るのが慣例。

気分を切り替えて特設ティーからのパーに2打罰分のスコアをプラスしたダブルボギーを目指そう。
初心者にはこの救済措置は嬉しい結果に繋がるのではないだろうか。

前進3打

ティショットがウォーターハザードに入り救済を受けてプレイ続行をする時の救済方法である。
ウォーターハザードに係わるルールの救済条項に基づいて1打罰の下に3打目を打つこと。

前進4打に対する言葉として使われるようになったと言われる。

ゴルフ場によってはウォーターハザードの先に前進ティーを設置し、そこからの次のショットを前進4打と ローカル・ルールで定めていることもある。
またやはりゴルフ場によるが、ショートホールの場合はグリーン周りに前進ティーを設置してあり、そこから前進3打でプレイすると定めたローカルルールもある。

いずれにせよ、ゴルフ場のローカルルールに従い速やかにプレイすること。

ティマーカー

ティグラウンドでティーアップする場所を決める目印。
二つでワンセットになっている。

通常、女性用ティー(赤)、男性用のレギュラーティー(白)、バックティー(青)、チャンピョンシップティー(黒)などがある。
女性用ティーからの距離は短く、男性レギュラーティ、(上級者向けの)バック、そしてチャンピオンシップティーに行くに従って距離は長くなる。

正式ルールでは、ティマークを結ぶラインの後ろ2クラブレングス以内から打たなければならない。
出来るだけグリーンに近いところから打ちたいという気持ちから、ティマークを結ぶラインを飛び出して前からショットしてしまう初心者がいるが、罰則の対象なので注意すること!

ティグラウンド

ティアップしてホールの1打目を打つ場所のこと。
一般的なレギュラーティ、その後方にあるバックティ、女性用のレディスティがある。

レギュラーティとバックティと10ヤード程度しか違わないホールもあり区別する必要があるのかと疑問に思うかも知れないが、これが大きな違いであることはいずれ分かることだろう。
初心者は早くレギュラーティから100を切れるように努力しよう!

Teeing ground, Tee box, Teeing box などとも言う。

ティアップ

ホールの1打目だけに許される、ティショットを打つ際にボールをティの上にのせること。
ドライバーショットでは高く、アイアンなどでは低くティーアップする。

スイングが安定してない初心者はその日の適性のティーの高さを早く身に付ける必要がある。
また、打ち終わった後に自分のティーを回収することはゴルフをプレイする際のエチケットである。
ヘッドアップにならないようにす為に、ティーの行方を気にしすぎないようにする。