アドレス

ゴルフで言うアドレスとはボールを打つために構えに入ること。
厳密に言うとプレーヤーは球の直前、または直後の地面にクラブを付けた時点で球にアドレスしたことになる。
そしてアドレスしてからは速やかにスイングしなければならないとある。
これはプレイ時間の短縮を図る意図がある。
アマチュアのプレイでも適応されるので注意が必要である。

初心者はボールを叩くまでに精神統一に時間が係るのは分かるが、あまり時間が係ると同伴者に嫌われてしまうので注意しよう。
アドレスをとるのに素早い動作と手短かなルーチンを早く身に付けよう。

アゲインスト

風がアゲインスト(向かい風)の意味で使われ、「風がアゲている」という言い方をする。
日本ではアマチュアのプレイ中でもプロのトーナメントでも一般的に使われている。
が、ゴルフ英語では「into the wind」または「headwind」と言うのが普通。

また、追い風の場合は「フォロっている」と言うが、英語の表現で「follow」とは言わず、「downwind」または「wind with us」などと言う。

日本国内で日本人同士でプレイする場合は全く問題ないが、違う環境でプレイする可能性がある場合には覚えていたほうが良いだろう。

アウト ドライブ

ドライバーショットなどで他の誰よりも遠くに飛ばすこと。
「over drive」という言い方をするがこれは和製英語。
正しい英語は「out drive」である。

アウトドライブは誰もが憧れる。
その為にスイングを乱す初心者が多いはず。
自分の無理のないスイングをした結果がアウトドライブするならば良いが、アウトドライブを意識しすぎるスイングを初心者が試みるのは止めよう。
間違いなくスイングを崩してしまうであろう。

ゴルフはスコアを争うスポーツである。
まずは100切りを目指して正しいスイングを身に付けること。

アウトサイド イン

ゴルフスイングの軌道のこと。

ダウンスイングで飛球線より体から離れた外側から始まり、体に近い方へ振り抜くこと。
つまりアウトからインへスイングすること。

ゴルフスイングの軌道がアウトサイドインならばスライスボールになる原因となる。

悪いスイングでは決してないが、初心者は意図しないでこのスイングになっている場合が多い。
その場合は速やかにスイングの改良が必要である。

状態が前屈みになっている人(猫背の人)はほぼこのスイングスタイルである。

アウトコース

ゴルフコース全18ホールの前半の1~9番ホールの総称。
ゴルフ場の予約状況や込み具合等で午前中になるか午後からになるか決定する。

ゴルフ発祥の地であるスコットランドのセントアンドリュースというゴルフ場は、クラブハウスを出ると1番からは9番まではどんどんクラブハウスから離れるように進んでいき、10番で折り返して18番でクラブハウスに帰ってくる。
その為にクラブハウスから遠ざかる最初の9ホールを「going out」
逆にクラブハウスに戻ってくる後半の9ホールを「coming in」と呼んだ。
そうして「アウト」が前半1~9番ホールで、「イン」が後半10~18番ホールとして定着した。

最近では1~9番を「フロントナイン」、10~18番を「バックナイン」と言うことが多い。