ラン

ショットしてボールが地面に着地してから余力でグリーンに向かって転がること。

ランが出ないと言えば転がらないという意味。
ランが出るかどうかはボールに掛かったスピンの状態による。

ドライバーショットであればボールが高く出ると転がりは少なくなり、低いボールであるとキャリーは出なくても転がりで距離を稼いだりする。
風が強う日は低いボールでランで飛距離を出すことが必要である。

但し、雨の日など芝が濡れている状態だとランも計算出来なくなることを知っておこう。

初心者も余裕が出たらランの出るボールとそうでないボールの打ち分けを意識しよう。

ランニングアプローチ

グリーン周辺からボールを転がしてカップに寄せるアプローチ方法のこと。
ボールからカップまでに障害物がない場合にはこのアプローチ方法が安定感がある。

7番~9番アイアンを使用する場合もある。

タイガーウッズがドライバーでアプローチした記憶が残っている方も多いのではないだろうか。
距離感をイメージしやすいクラブを選択してはいかがだろう。

初心者も自分なりのクラブでランニングアプローチの距離感を掴むことが100切りを現実のものとすることができるだろう。

ロブショット

柔らかく高いボールでサンドウェッジ等のフェースを思い切り開いて打つショット。
砲台グリーンでグリーンの真下から2m上のグリーを狙う時やバンカー越えでタイトなピンを攻める時などに使うショット。

初心者もこのショットは覚えておく必要がある。
ミスショットする危険も高いが打ち方さえ理解すれば初心者にも打ちこなせるはずである。

打ち方としては両足を開き気味にオープンに構え、フェースを思い切り開く。
テイクバックは小さめにして、ヘッドを思い切りボールの手前の地面に向かって打ち下ろすイメージで振りぬく。

ダウンブローとは?

初心者でも少しスイングが安定した方向けのアドバイスです。
スイングが安定しない方は読むだけで頭の片隅に覚える程度でいいと思います。
まずは今はスイングの軌道を固めて安定させることに努めてください。

他人の球筋に憧れて真似てみたいと思ったことはありませんか?
でもどうしても真似が出来なくて最終的には「身長が違うから」「体格が違うから」「クラブが違うから」と変な理由を付けて諦めてませんか?
確かにそういった理由も含まれるかもしれませんが、球筋の基本的な種類の違いはダウンスイングとインパクトの違いにあります。
つまり打球の飛距離や勢いの違いこそあれど、同様の球筋は打てるはずです。
そしてそのダウンスイングを大別するとダウンブローとアッパーブローに分けられます。
アッパーブローはドライバー等で無意識の中で出来ている方も多いと思います。
そこでここではダウンブローについて説明します。
両方を知ることで自分自身のスイングの癖を見つけることに役立つこともありますよ。
一般ではドライバーショットはアッパーブローでロングアイアンは横から払い、ショートアイアンはダウンブローを意識しているという方が多いみたいです。
しかしそれもいろんなアンジュレーションやシチュエーションで打ち分ける必要がある場合がありますので、やはりどちらも知っておくことが賢明でしょう。

【ダウンブロー】
スイングする軌道の過程でヘッドが最下部にたどり着く直前に、つまり下降している途中でボールを叩くことを言います。
イメージ的にはボールを上から叩きつけるということになりますが、あくまでも円軌道のスイングの過程で叩きつけるのでボールの真上から打ちつけるのとは違ってきます。
理想ではボールの右側三分の一にヘッドが当たるイメージです。
これだけは感覚的なものになりますので、何度もボールを叩いて覚えるしかありません。
driver-swing-downblow3
ダウンブローで有効な点は以下になります。
スイング軌道が最短になり、ヘッドの軌道も最短を通るためにスイングのブレが少なくなります。
コンパクトなスイングを心がけますと更にスイングのブレは最小限になります。

そして芝が深いラフからのショットで芝を絡めることを最小限に抑えられるようになります。
これはラフなど芝が深いライからのショットでボールにクリーンにヒットした場合にどうしてもボールと一緒に芝を巻き込んでヒットしてしまいますが、ダウンブローではボールに絡む芝を最小限に抑えてヒットさせることが出来ます。
と言うことは芝が深いライでもヘッドが芝に食われることが少なくなり、それだけスイングも狂わされることがなくなりスムーズなスイングに繋がります。
つまり自分がイメージしているスイングでイメージしている距離感をそれ程くるわせることなくショット出来ることになります。

また、ボールを逆回転で飛ばすことが出来ますのでダウンブローを体得すれば念願の「バックスピン」のボールが打てるようになるかもしれません。
今後このショットを自分のものにすればボールの着地から転がりを抑えた球を打てるようになり、グリーンエッジからピンまで近いグリーンでピンを狙う際にショットの幅が広がります。