コースでプレイをする前に~ミスショットした後は~

初心者ならミスショットは当たり前です。
100を切ることが目標ということは70%はミスショットではないでしょうか?
ミスショットしたあなたはどう対処してますか?
悔しがる
ミスの原因をを説明する
何かに対して怒る

あなたはそんなことよりもしなければならないことがあります。

ミスショットした後は駆け足で
ミスショットしたということは他の人より打数が多くなる可能性があるし、必然的にグリーンに届くまで時間を要する可能性があります。
必ず後ろに続くパーティーがあるはずです。
スムーズな流れを途切れないように最大限の努力をしましょう。
あなたもいずれ分かると思いますが、その日の良い流れが途切れた時の悔しさがどんなものか!
その流れを途切れさせた原因が初心者の怠慢なプレイだと知った時には・・・・・!
だけど初心者でも一生懸命駆け足で迷惑を掛けましとする姿を見た時はその怒りは幾分収まるのです。
微笑ましく見えたりもします。
みんな一度は必ず通った道ですから自分の初心者のころを思い出すのかもしれませんね。
紳士な中級者・上級者の方に応援してもらえるような態度でプレイしましょう。
ゴルフ場では社会的地位も財産の有無も関係ありません。

コースでプレイする前に~心構えはプロでいて~

きっとあなたもコースでプレイする度に誰かとスコアを競い合っていることでしょう。
そのことは否定しません。
競い合うことで互いに上達が早くなることも考えられるのですから。
負けたくない気持ちから熱心に練習に励み、切磋琢磨する姿は実に美しい。
プレイ中に自己中心的な行動もなく、相手のプレイを褒めたり慰めたりする。
何と美しい姿でしょうか!

ゴルフに限らずスポーツの一流プレーヤーは試合に敗れた後で
「私が劣っていたわけでも、ミスしたわけでもない。ただ相手が素晴らしいプレイをしただけだ。」
と相手を讃えるコメントを発していますね。
さらに
「次回は私が素晴らしいプレイをする番だ!」
と更なる飛躍を目指してます。

みなさんはいかがでしょうか?
相手のミスに微笑んでませんか?
相手のミスを待ってませんか?
自分のミスを誰かのせいにしてませんか?
自分のミスをいつまでも引きずってませんか?
これだと自分は現状維持で相手が落ちることで勝利していることになります。
何の進歩になってません。
だったら競い合う意味はありません。
即刻止めるべきです。
相手がベストショットしたらあなたはどうなりますか?
思い切り気負って力が入りミスショット。
それを見た相手はリラックスした精神状態でナイスショット。
あなたはそのショットをみてさらに気負ってしまう。
見事なまでの「負の連鎖」です。
こんなことの繰り返しではありませんか?

もうつまらないプレイは止めましょう。
次回からは楽しいゴルフをしてください。
ミスをしてもそれはあなたの今の実力です。
それを克服するために、そのミスを忘れずに練習に励みましょう。
似たような状況で二度とミスが出ないようにしたらいいんです。
讃え合うゴルフは周りから見ても微笑ましいものです。
そんなプレイをあなたに期待します。

アゲインスト

風がアゲインスト(向かい風)の意味で使われ、「風がアゲている」という言い方をする。
日本ではアマチュアのプレイ中でもプロのトーナメントでも一般的に使われている。
が、ゴルフ英語では「into the wind」または「headwind」と言うのが普通。

また、追い風の場合は「フォロっている」と言うが、英語の表現で「follow」とは言わず、「downwind」または「wind with us」などと言う。

日本国内で日本人同士でプレイする場合は全く問題ないが、違う環境でプレイする可能性がある場合には覚えていたほうが良いだろう。

アドレス

ゴルフで言うアドレスとはボールを打つために構えに入ること。
厳密に言うとプレーヤーは球の直前、または直後の地面にクラブを付けた時点で球にアドレスしたことになる。
そしてアドレスしてからは速やかにスイングしなければならないとある。
これはプレイ時間の短縮を図る意図がある。
アマチュアのプレイでも適応されるので注意が必要である。

初心者はボールを叩くまでに精神統一に時間が係るのは分かるが、あまり時間が係ると同伴者に嫌われてしまうので注意しよう。
アドレスをとるのに素早い動作と手短かなルーチンを早く身に付けよう。

アプローチ 

グリーン周辺から直接カップを狙って打つショット。
またはボールをピンに近づけるショットのこと。
昔の人はチップショットともいう。
ただし最近では技術とゴルフクラブの性能が向上し、100ヤード前後のショットでもアプローチ・ショットと言うことがある。

但し、100を切りたい初心者はここで欲を出さない。
ボールの位置とピンまでの条件が揃わない限りはグリーンに乗せることだけに意識を持つこと。
無理にピンに近づけようと考えるとミスショットの原因となる。