ロブショット

柔らかく高いボールでサンドウェッジ等のフェースを思い切り開いて打つショット。
砲台グリーンでグリーンの真下から2m上のグリーを狙う時やバンカー越えでタイトなピンを攻める時などに使うショット。

初心者もこのショットは覚えておく必要がある。
ミスショットする危険も高いが打ち方さえ理解すれば初心者にも打ちこなせるはずである。

打ち方としては両足を開き気味にオープンに構え、フェースを思い切り開く。
テイクバックは小さめにして、ヘッドを思い切りボールの手前の地面に向かって打ち下ろすイメージで振りぬく。

グリーン周りのバンカーからの脱出!

バンカーの苦手意識を無くすことが必須です。
上手い打ち方ができるようになった人もいるでしょう。
しかし、たまに”とんでもないボール”が飛び出してしまうとそのイメージが抜け切れないで恐怖心がいつまでも付きまといながらプレイすることになります。
バンカーのスイングが身に付いていないから苦手意識が勝ってしまうのです。
初めはしっかりと基本のスイングを身に付けてバンカーから出すことだけを心がけましょう。
練習できないことがネックですが、バンカーの練習場があるときは30分だけでも積極的に練習してください。
そこで練習を重ねフォロースイングによる距離感を覚えましょう。

体はオープンに構えます。
そして両足を通常のクラブに時より若干広めに開き、両膝を意識して曲げてください。

クラブヘッドを思い切り開いて、そのままヘッドをボールの手前に叩きつける!
スイングはゆっくりと上げてクラブの重みを感じながらインパクトの瞬間までは頭を動かさないでクラブヘッドをボール手前に叩きつけます。
クラブヘッドをボール手前に叩きつけても体の回転があるから、クラブヘッドは砂をかいてボールを上げてくれます。
そのソールが滑り砂を掃く感覚を体に覚えさせてください。
そのイメージを強く持てるようになるとバンカーの苦手意識は薄れてきます。
バンカーの苦手意識がなくなってからピンに向かって打つことを意識するように我慢しましょう。
クラブヘッドが綺麗に抜けてバンカーから抜け出せたらパーティ仲間も思わず「ナイスアウト!」と声を掛けてくれるはずです。
問題はどういうボールを打てたかですね。
自信を持ってバンカーショットを打てるよう努力してください。

アイアンの目的は…

100を切れないあなたはアイアンにも飛距離を求めてませんか?
BESTなショットの要素に飛距離を含めてませんか?
プロが打つような球をイメージしてませんか?

一度そういう頭をリセットしてクリーンにしてください。
初めてクラブを持つくらいのフレッシュな気持ちでゴルフスイングの基本を学びましょう。
無理のないスイングで距離を合わせるのがアイアンショットの鉄則です。
距離を出したら100が切れるのであれば誰もが飛距離を出すスイングを学んでいるでしょう。
飛距離が出るクラブはとても高級な物として取り扱われているはずです。

しかしそうではない。
7番アイアンで160ヤード飛ばすこともあれば140しか飛ばないこともある人よりも、いつも145ヤードの飛距離の人が100を切る位置に近いと言えるでしょう。
初心者で飛距離が出ることのメリットは長い距離を比較的打ちやすい番手の短いアイアンで打つことが出来ることぐらいで他にはありません。
飛距離を求めるのはバーディーを狙うレベルの上級者です。
ゴルフコースでは今のあなたのレベルにあったスイングをして、飛距離に関しては練習場で徐々にレベルアップを目指しましょう!