ラフ

コース上のグリーンに届く前でフェアウェイの外側のエリア。
フェアウェイのように短く刈っている以外の多少芝が長い部分の総称。

また、フェアウェイ横の短く刈ったラフのことをセミ・ラフとかファースト・カットなどと言う。
※海外の大きなトーナメントなどでは プライマリー・ラフとセコンダリー・ラフというようにラフの深さが何段階かに分かれることもある。

初心者はこのラフを是が非でも避けたいところであるが、必ずボールが落ちてしまうゾーン。
ラフでのショットを克服することも100切りへの近道である。

ラン

ショットしてボールが地面に着地してから余力でグリーンに向かって転がること。

ランが出ないと言えば転がらないという意味。
ランが出るかどうかはボールに掛かったスピンの状態による。

ドライバーショットであればボールが高く出ると転がりは少なくなり、低いボールであるとキャリーは出なくても転がりで距離を稼いだりする。
風が強う日は低いボールでランで飛距離を出すことが必要である。

但し、雨の日など芝が濡れている状態だとランも計算出来なくなることを知っておこう。

初心者も余裕が出たらランの出るボールとそうでないボールの打ち分けを意識しよう。

ヤード

距離の単位で、1ヤードは約90センチメートルである。

ホールの距離でショートホール、ミドルホール、ロングホールに区別されている。
ゴルフ場によってはロングホールの匹敵するミドルホールがある場合もある。

ショットの飛距離に使われる単位で、誰もが意識する数字である。

ヤード杭

グリーンのセンター(エッジまでの場合もある)までの距離を表示した杭のこと。
樹木などを利用しているコースもある。
通常は、100ヤード、150ヤード、200ヤードにある。
距離が書いてあるわけではなく色分けで距離を表示している。

事前にそのコースの表示の意味を把握しておこう。

コースの両側にヤーデージはあるのでその線を結んで自分の位置を確認して距離を知る必要がある。

最初の2ホールくらいこのヤーデージの距離感を自分の距離感とリンクさせることを完了するとスムーズにプレイできる。

ランニングアプローチ

グリーン周辺からボールを転がしてカップに寄せるアプローチ方法のこと。
ボールからカップまでに障害物がない場合にはこのアプローチ方法が安定感がある。

7番~9番アイアンを使用する場合もある。

タイガーウッズがドライバーでアプローチした記憶が残っている方も多いのではないだろうか。
距離感をイメージしやすいクラブを選択してはいかがだろう。

初心者も自分なりのクラブでランニングアプローチの距離感を掴むことが100切りを現実のものとすることができるだろう。