アイアン~初心者ゴルフ用語~

ヘッドがチタンやステンレスなどの金属製のクラブの総称。
長い距離を打つためのロングアイアン、そして中間のミドルアイアン、短い距離用のショートアイアンに分類されている。
3番から9番アイアンとピッチング・ウェッジとサンド・ウェッジまでの9本セットとして売られているものが一般的。

しかし、最近はロング・アイアンを除いた6本セットが多くなっている。
それは番手は高いけど比較的スイングしやすいフェアウェイウッドやユーティリティが普及し、3番や4番アイアンなどを必要としない人が増えてきたためである。

ピッチング・ウェッジはロフトが45-48°の9番アイアンよりもロフトのあるアプローチショット用のクラブ。
サンド・ウェッジは ロフトが56°前後のクラブでボールを高く上げたい時に使ったり バンカーで使うクラブでショートゲームには 欠かせないクラブである。

サンドウェッジ

バンカーや深いラフなどからのショットがやり易くなるようデザインされたソール部分が厚めのバンカーショット用のクラブ。
ウェッジ (wedge) はクラブフェースが上を向いているという意味で高いボールを打つことの出来るクラブの総称である。

初心者でも比較的にスイングしやすいクラブだが、グリーン回りのアプローチには技術が必要である。
このクラブを使いこなせている頃は100切りは達成できているだろう。

ショートアイアン

8番より短いクラブのことをいう。
7番からという人や9番からという人もいる。
しっかりとした定義はない。

というのも、昔に比べたら7番も8番も飛距離が格段に伸びたせいであろう。
自分のショートアイアンの飛距離はしっかりと把握し、アプローチを大事にショットすると100切りは必然的に見えてくる。

スライス 

ボールに回転がかかってしまい、打球が落下する際に右打ちの場合に右へグングンと曲がってしまうこと。
いわゆるアウトサイドインのスイング軌道で発生するボールである。

初心者の方はこのボールに悩ませれている人が多いはず。
ゴルフスイングではなく、腰の回転が優先する野球スイングの男性はしばらくスライス地獄から抜け出せないのではないだろうか。

右利きの方は左の壁を意識して動かさないスイングをするか、テイクバックの際にクラブヘッドを体から離れた方向へ持ち上げるイメージを無くすことが出来れば少しは改善されるはずです。
またはストロンググリップでスイングしてみるもの改善のきっかけになるかも。
前に障害物が有り故意にスライスを打ちたい時は、フェースをオープンに構えてウィークグリップで強めに握りアウトサイドインに打ってみると良い。

逆のボールをフックボールと呼ぶ。

ティアップ

ホールの1打目だけに許される、ティショットを打つ際にボールをティの上にのせること。
ドライバーショットでは高く、アイアンなどでは低くティーアップする。

スイングが安定してない初心者はその日の適性のティーの高さを早く身に付ける必要がある。
また、打ち終わった後に自分のティーを回収することはゴルフをプレイする際のエチケットである。
ヘッドアップにならないようにす為に、ティーの行方を気にしすぎないようにする。