オープンフェース

クラブフェースが飛球線に対して右に向いていることで通常「クラブヘッドが開いている。」という。
オープンフェースでボールを打てば、スライスやフェード系のボールが出やすくなる。
前方に障害物や大きな段差がある場合等に意識してこのオープンフェースでアドレスをとりスイングする。

プレイするに当たりそれほど会話の中で飛び交う用語ではない。
しかし、知っておいて損はないだろう。

初心者は無意識でこのオープンフェースになっていたり、スイングの過程でオープンフェースになってしまうことがある。
そのままのスイングで固まると修復が難しくなるので早い段階で修正が必要である。

逆のケースは、クローズド・フェースという。

オナー

ティショットを最初に打てる人。
オナー (honor/honour) には 名誉とか栄誉といった意味もあり、そうした意味の言葉がゴルフ用語として使われるようになった訳である。
最初のホールだけは通常くじ引きで決定する。
order

2ホール目からは打順は前ホールで最もスコアが良かった人から順に打つ権利を得る。
最後に打つことを屈辱としてみんな切磋琢磨している。
1日に何度オナーを取れるか意識しながらプレーすると上達が早くなるだろう。

余談だがオウナー (owner?) といまだに間違っている初心者も多いのではないだろうか?

オーバー スイング

単純に言えばゴルフクラブを大振りすること。
トップの状態でシャフトが地面と平行になるスイングが一般的には基本とされるが、それ以上のスイングであればオーバースイングである。

アマチュアのプレーヤーは飛距離を求める為にオーバースイングになりがちになる。
オーバースイングになってもヘッドスピードは上がらない!
プロのように技術が伴わなければアマチュア、特に初心者のオーバースイングは飛ばしたい気持ちを表現する自己満足だけのスイングになっているはず。
まずは正しいスイングを身に付けること。

また、体の柔らかい女子プロのスイングを真似てオーバースイングになる初心者は早く目覚めて欲しい。
初心者がオーバースイングしても飛距離は決して伸びることはないと断言する!

オン

グリーンにボールが乗っている状態。
「オンしている!」と言えばグリーンにボールが乗っているという意味になる。
初心者はオンするとホッとするものだ。

逆に、グリーンにボールが乗らないとホールアウトが見えてこないのが初心者である。
早い段階でオンさせることを目指そう。
その為にはアイアンの精度を上げること。

カップ

各ホールのフィニッシュ地点になるグリーン上にあけられた直径 4.25 インチの穴。
正式名称は「ホール」という。

内部にはプラスチック製かメタル製のライナーが埋め込まれており、ここにボールが落ちる時の音を演出している。
中心には ピンが立てられるような構造なっている。

グリーン上のカップの位置を変えることで同じゴルフコースを回っても違ったイメージを与えてくれる。
このカップに全てのゴルファーが必死になって小さいボールを入れようとする。
それはアマチュアでもプロでも変わりはない条件であるが、そこまでの打数に大きな差があるだけだ。