インコース

ゴルフコース全18ホールの後半、10~18番ホールの総称。
ゴルフ場の予約状況や込み具合等で午前中になるか午後からになるか決定する。

ゴルフ発祥の地であるスコットランドのセントアンドリュースというゴルフ場は、クラブハウスを出ると1番からは9番まではどんどんクラブハウスから離れるように進んでいき、10番で折り返して18番でクラブハウスに帰ってくる。
その為にクラブハウスから遠ざかる最初の9ホールを「going out」
逆にクラブハウスに戻ってくる後半の9ホールを「coming in」と呼んだ。
そうして「アウト」が前半1~9番ホールで、「イン」が後半10~18番ホールとして定着した。

最近では1~9番を「フロントナイン」、10~18番を「バックナイン」と言うことが多い。

インサイド アウト

ダウンスイングの軌道が飛球線に対して体に近い内側から始まり、フォロースルーでは体から離れて外側に振り抜くこと。
ドローボールが出やすいスイングである。
アウトサイドインと対照的なスイング。

但し、初心者は無理に体得しようとするとスイングフォームを崩してしまいます。
まず基本のスイングを会得してからインサイドアウトのスイングを意識するようにすること。

また、スイング軌道は個人の個性に依り違ってきます。
コース攻略の為に意識すべきスイングではありますが、必ずしもあなたに合ったスイング軌道とは限らないことも把握しといてください。

インパクト

ゴルフスイングでのインパクトとはクラブのヘッドがボールを捉える瞬間のことである。
初心者の方は自分の意識しているインパクトの瞬間と実際ボールにクラブヘッドが当たる瞬間が微妙にずれている場合が多い。
そうなるとクラブ本来の飛距離やヘッドスピードに伴う飛距離が出ないことがある。

スムーズなスイングでインパクトの瞬間に最大の力が発揮できるように誰もが意識しているはず。
弛まぬ努力が必要である!

ウォーターハザード 

コース内の池や川、溝など覆いのない水域、水路のこと。
赤杭や黄色杭などで仕切られている。

フェアウェイ横のウォーターハザードは通常赤杭で仕切られていてラテラルウォーターハザードと呼ばれる。
ボールが入ったポイントから2クラブ以内に1打罰でドロップしてプレイを続行できる。

ラテラルウォーターハザードでない場合はピンと入った地点の線上後方にやはり1打罰でドロップしプレイ続行となるが、場合によっては池や川などの反対側にドロップをしてプレイを続行することが許される。

そのコースやホールのローカルルールによって設定が違ってくる場合もあるので、そのルールに従ってプレイする。
初心者は池に入れる機会も多いと思うので同伴者やキャディーさんのアドバイスに従い速やかにプレイ続行をする。

ウッド

ヘッドの大きなクラブの総称。
主にティショットや長い距離のショットで使用する。

近年のようにメタルウッドが使われる前までは「木(パーシモン)」で作られたクラブヘッドが使われた。
その由来からこの形のクラブヘッドのクラブを全てウッドと呼ぶようになった。

現在では4番を除き全て奇数番号のクラブで1番から13番ウッドまである。
最近では5番ウッドと7番ウッドは多くのプレーヤーがキャディバックにセッティングしているクラブになっている。

1番(ドライバー)から4番ウッドは使いこなせない初心者が殆どだったが、最近のドライバー以外のウッドは比較的打ちやすくなっているので利用するゴルファーが多くなった。