ハザード

コース内にある障害物
バンカーや池等もその部類に入る。

ハザードから打つ場にはクラブをソール出来ない等、他にも細かい決まり事がある。

初心者は知らないことも当然あるので、同伴者やキャディーさんのアドバイスを受けること。
数多くプレイしていくうちに覚えていくようにする。

バンカーショット

バンカーから打つショットのこと。
通常サンドウェッジを利用する。

ボールが砂にどれくらい埋まっているかで打ち方が変わるし、難度も変わってくる。
また、フェアウェイのバンカーとグリーン周りのバンカーでも打ち方は変わるが、砂の上でクラブのソールを着けてはいけないというルールはバンカー内では共通である。

初心者にはいつまで経っても攻略が難しいショットであるので、バンカーを避けることを第一目標でプレイすること。
仮にバンカーに嵌っても慌てずにバンカーの外に出すことだけを念頭にゆったりとショットすべきである。

サンドショットとも言う。

ラフ

コース上のグリーンに届く前でフェアウェイの外側のエリア。
フェアウェイのように短く刈っている以外の多少芝が長い部分の総称。

また、フェアウェイ横の短く刈ったラフのことをセミ・ラフとかファースト・カットなどと言う。
※海外の大きなトーナメントなどでは プライマリー・ラフとセコンダリー・ラフというようにラフの深さが何段階かに分かれることもある。

初心者はこのラフを是が非でも避けたいところであるが、必ずボールが落ちてしまうゾーン。
ラフでのショットを克服することも100切りへの近道である。

リカバリーショット

トラブルショットを出した後のショット。
そのままずばりで前のショットのミスをリカバリーするためのショットのこと。

初心者はリカバリーショットでは決して欲を出すことなく、無理をしないこと。
無理にグリーンを狙ったり欲を出したりすると、更に傷口を広げることになるだろう。

最初のミスをしっかりリカバリーすることが100切りへの必須条件である。

フェアウェイのラフの打ち方~芝の深さの違い~

ボールがフェアウェイを外れてラフ方向に飛んで行った瞬間に「あ~あっ!」と言葉が出てしまうのが初心者です。
仕方ありません、ラフからのショットに自信がないのですから。
中級者や上級者の方はどうか?と言うと、次のショットのイメージ作りを開始しています。
ゴルフではそのイメージ作りも幾つか持つ必要がありますね。
それがスコアメイクに繋がるのです。
みなさんもどんどん経験を積んでいくつものイメージを持てるように頑張ってください。

ラフでのショットですが、ラフの状態で打ち方も変わります。
当然ですが芝の深さでショットも変わってきますよね。
芝がヘッドとボールの間に入り込んだり、芝がヘッドを食ってしまいヘッドスピードを鈍らせますので飛距離は落ちます。
無理をしないでフェアウェイ真ん中を狙った「レイアップショット」で我慢してください。!

例え芝に食われてミスショットみたいになってもラフから出たとしたら、それは「ナイス」と捉えて次打に備えて前向きな考え方をしてください。
それでは基本な注意点を記載します。

比較的浅いラフ
比較的浅いラフにボールが浮いている場合は、通常のスイングと大きく変える必要はないでしょう。
ボール浮き方次第ではティーアップしたボールを叩くイメージで良いでしょう。
が、芝目が順目の場合は、フライヤー※の出易いライになりますので注意が必要です。
つまり、普段の飛距離のクラブで打ったのでは、イメージした飛距離をオーバーしてしまうような可能性が高くなります。
その為にクラブの番手を1~2番手ほど落とすこととパンチショット気味に打つなどの注意する必要があるライです。
※フライヤーとは、クラブフェースとボールの間に芝が入ることでボールの回転が少なくなり、ボールが飛びすぎてしまうこと。

若干深いラフ
ボールが3分の2以上出ているならば何とか打てる状態です。
とは言っても確実に芝に食われてしまいますので飛距離は落ちます。
7番~9番アイアンくらいを選択して、クラブやや短めに持ちボールを右足寄りにアドレスします。
ヘッドの抜けを良くするためにクラブフェースを開きます。
テイクバックは小さめに抑えてパンチショットのようにシャープなスイングをイメージしてください。
次打の為にフェアウェイの真ん中を狙つ意識でショットしましょう!

かなり深いラフ
ボールが芝に深く沈んだ場合は通常のショットでは出ないと考えてよいでしょう。
初心者の方ならばミスショットしても当たり前と思ってください。
ピッチングウェッジやフェアウェイウェッジ・サンドウェッジを使用します。
ボールを右足よりにアドレスし、フェースを思い切り開きます。
そう、バンカーショットのイメージです。
ボールの手前から叩きつけるようにスイングします。
芝に食われて上手くスイングできない可能性がありますので、クラブを短めに持ちコンパクトなスイングでシャープにそれでいて力強くスイングすることを意識してください。
それでもボールはちょっとしか飛ばないでしょうが、それでいいのです。
ボールをラフから脱出させられたら最高ですし、今の状況より改善されればオッケーと考えましょう。